Music

ドラマー石若駿のルーツを紐解く (後編)

最近では、くるりのツアーに帯同するなど、ジャズシーンのみならず、ジャンルや世代を越境したさまざまなミュージシャンとの共演を繰り広げて話題を呼んでいるドラマー石若駿(いしわかしゅん)。前編に引き続き、これまでに影響を受けたドラマーやアーティストについて、またこれまでのキャリアで出会ったミュージシャンについて、話を訊いた。
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影響を受けてきたドラマー


── 前編では、2010年代前半から活躍してきたジャズ・ドラマーについて伺いましたが、さらに石若さんのリスナー遍歴をさかのぼると、どのような名前が挙がりますか?

石若
 それよりも上の世代で影響を受けたのは、ブライアン・ブレイド、エリック・ハーランド、クリス・デイヴですね。彼らはドラマーとしてのリーダー作をたくさん残しています。

ブライアン・ブレイドはフェローシップというバンドもあるし、ブライアン自身がヴォーカルをやっているママローサも良い。と同時に、ウェイン・ショーターのカルテットに参加していたりする。


エリック・ハーランドもやはりヴォイジャーという自分のバンドがあって、僕にとっては高校時代の青春の思い出です。


クリス・デイヴのリーダー作は比較的最近ですけど、やはり彼がやってきたことは世界中のドラマーに大きな影響を及ぼしている。クリスは、Jディラがトラックメイカーとして遺したものの続きを引き継いでやっているような感じがします。



影響を受けた音楽に携わる


── お話を伺っていると、石若さんは彼らのプレイそのものだけでなく、活動の幅の広げ方にも影響を受けているんですね。

石若
 僕自身の話をすると、最近面白いなと思うのは、影響を受けた音楽やアーティストの作品に貢献できる機会を実現できているとことですね。例えば、くるりは高校生の頃から好きで聴き込んできたバンドで、その話をいろんな機会にしていたら、回りまわって本人たちに届いて、一緒に演奏できるチャンスが巡ってきたんです。

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